ドスパラとはどういうショップなのか

ドスパラは、ショップブランドPCやPCパーツを販売する小売会社です。ドスパラとは、日本語の表示や処理機能が追加されたPC-DOSまたはMS-DOSを意味する「DOS/V」と「パラダイス」を掛け合わせた造語です。1992年の創業時は社名を「DOS/Vパラダイス」としていましたが、2003年以降、ユーザーの愛称、略称だった「ドスパラ」を正式なショップ名に改めて今に至っています。

設立時はPCパーツの輸入販売からスタートし、熾烈な競争を乗り越え、今でも業績拡大を続けています。2000年前後にはPCパーツをパソコンとして組み立て、店舗保証を付けたショップブランドPCに軸足を移し、近年ではデジタルガジェットショップ「上海問屋」との統合も果たしています。現在ではPCパーツのみならず、スマートフォン向けのデジタルガジェットも扱い、多くのユーザーに対して、それぞれのデジタルライフに合わせて最適な商品を提供できる商品展開を続けています。

ドスパラのパーツ販売事業と特徴

ドスパラの取扱商品としては、さまざまな基幹商品ごとにそれぞれの提携ブランドを持っていることが特徴といえます。VGAならPalitやXFX、M/BならASRock、PCケースならEnermax(電源ユニットでも有名)のような提携ブランドを持っています。また、実際の使用者の生の声を重んじているため、他の販売店や通信販売サービスと比べると、商品選択にバイアスのかかっていないことが強みといえます。量販店の場合、ドスパラとは違って販売員が各商品メーカーから派遣されていることも多く、顧客に薦める商品に偏りが出てしまいます。ドスパラは、ユーザー目線での商品展開を重視しているところが強みであるといえます。最近では楽天市場の人気ショップ「上海問屋」の商品群の取扱いや、中古販売も手掛けています。

ドスパラが取り扱うBTOパソコン

ドスパラの取扱商品として有名なのは、グループ企業であるデジノス社が製造したゲームパソコンのブランド「ガレリア」があります。

PCゲーム(特にMMORPG)をプレイする場合、一般的なPCではCPUやグラフィックボードの性能が低く、快適な環境で利用することができない場合がありますが、「ガレリア」であれば、初期のスペックはもちろん、高い拡張性も持っているため、自分の用途に合わせたカスタマイズが可能です。

一般事務用途向けPCのドスパラの取扱商品としては、「デジノスパソコン」があり、クリエイター向けとしては「レイトレック」も取り扱っています。商品全体のラインアップとしては、一般向けの売れ筋商品を取り扱う一方で、他店ではあまり見かけないようなコアなブランドの商品も取り扱っています。いわゆるSONYや東芝といった大手有名メーカーの商品よりも、自由度や拡張性の高さに重点を置いたPCパーツを多く取り扱っており、ゲーマー、クリエイター、自作PCユーザーから高い評価を得ています。

ドスパラの競合店

ドスパラの競合店としては「ツクモ」が比較的にPCパーツを重視した商品展開をしています。また、PC販売を中心に置いた競合店としては「MCJ」グループとなるでしょう。これらの競合店と比較すると、ドスパラは、取扱商品としてPCパーツ、ショップブランドPC、両方のバランスが取れている印象があります。そのため「ドスパラとはバランス型のショップである」ともいえると思います。